【相談室質疑応答事例紹介】ワン・イヤー・ルールの適用と資金との関係
2021年04月30日
亀岡保夫
(かめおか・やすお 公認会計士)【質問】当法人では資金収支計算ベースの収支計算書を作成しており、銀行から長期の借入金をしています。公益法人会計基準を適用する法人においてもワン・イヤー・ルールの適用があると聞きました。つきましては、その考え方と資金の範囲との関係についてご教授ください。【回答】
(かめおか・やすお 公認会計士)【質問】当法人では資金収支計算ベースの収支計算書を作成しており、銀行から長期の借入金をしています。公益法人会計基準を適用する法人においてもワン・イヤー・ルールの適用があると聞きました。つきましては、その考え方と資金の範囲との関係についてご教授ください。【回答】
1 流動と固定を区分する2つの基準
貸借対照表において、「流動資産」と「固定資産」あるいは、「流動負債」と「固定負債」とに区分する方法に「正常営業循環基準」と「ワン・イヤー・ルール」があります。2 「正常営業循環基準」の考え方
「正常営業循環基準」とは、貸借対照表において対象となる正常な事業(営業)取引の過程にある資産又は負債は流動資産又は流動負債に区分されるというルールでこの記事はシェアコモン200利用法人限定です。
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