新卒等若手職員の採用と定着化のポイント
2019年08月16日
栗原裕則
(くりはら ひろのり 中小企業診断士)
(くりはら ひろのり 中小企業診断士)
一昨年あたりから、新卒を含む若手職員の採用が計画どおりに出来ていません。3年位前までは、退職者がいても比較的早く補充の採用が出来ていたのですが、この2〜3年は思うように採用まで至らず非常に苦戦しています。また折角採用できても退職するケースが目立っています。採用環境に大きな変化でもあったのでしょうか? 採用と定着を行う上での注意点や心掛けるポイントがあれば教えて下さい。
1 採用環境の変化
厚生労働省発表の有効求人倍率は、1.2〜1.3倍台だった1 年前よりも上昇傾向となり、人材不足はより深刻化しています。加えて35歳以下の人口が相対的に少なく、特に20歳代においては40歳代の半数近くとなり希少性が高まっています。この人材不足時代は今後も続き、中小法人にとって若手職員の採用この記事はシェアコモン200利用法人限定です。
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