第13回 議決権行使書面
2024年07月31日
北詰健太郎
(きたづめ・けんたろう 司法書士) 社員総会では書面による議決権行使(以下「書面投票」という、法人法51条)が盛んに利用されている。社員総会に現実に出席しなくても書面投票ができるため、広い地域に社員が点在しているような法人には馴染みやすい制度といえる。本稿では、法人からよく寄せられる質問を踏まえてポイントを解説する。
(きたづめ・けんたろう 司法書士) 社員総会では書面による議決権行使(以下「書面投票」という、法人法51条)が盛んに利用されている。社員総会に現実に出席しなくても書面投票ができるため、広い地域に社員が点在しているような法人には馴染みやすい制度といえる。本稿では、法人からよく寄せられる質問を踏まえてポイントを解説する。
1 社員総会の招集における決定
書面投票は常に認められるわけではなく、理事会が社員総会の招集に際して認める決定が必要になる(法人法38条 1 項)。書面投票を認める場合には、社員総会の招集通知に際して、議決権の行使について参考となるべき事項を記載した書類である「社員総会参考書類」と書面投票を行うための「議決権行使書面」を交付しなければならない(法人法4この記事はシェアコモン200利用法人限定です。
無料登録いただくと、公益・一般法人に関する無料登録の方限定記事や
各月の作業内容をつかめる実務カレンダーがお読みいただけます。
- 公益法人・一般法人に特化した専門書籍を10%オフで購入できます!
- 最新の法改正に関するセミナーなどの情報を受け取れます!
- よくある相談と専門家の回答をメールにてお届けします!
公益・一般法人オンラインとは
財団法人・社団法人に特化した支援プログラム"シェアコモン200"の利用法人様向け実務専門誌『公益・一般法人』の記事を中心に、公益・一般法人に関するニュースや専門家による解説などをお届けする情報配信プラットフォームです。
詳しくはこちら無料登録のご案内
「公益・一般法人オンライン」に無料登録すると、登録の方限定の記事をご覧いただけるなど、実務に役立つさまざまな特典をご用意しております。
限定記事や
実務カレンダーが読めます!
「公益・一般法人オンライン」の無料登録の方限定記事や各月の事務局の作業内容がつかめる「実務カレンダー」をご覧いただけます。
最新の法改正に関する
セミナーなどの情報を受け取れます!
公益認定法改正など、最新の法改正とその対応に関するセミナーをはじめ、公益・一般法人の運営に必要な知識を深めることができる講習会の情報をお受け取りいただけます。
よくあるご相談内容をピックアップして
メールにてお届けいたします!
よくあるご相談内容に弁護士や税理士などの専門家が回答するQ&A集を、メールにてお受け取りいただけます。日々の業務のお困りごとや疑問解決にお役立てください。
公益法人・一般法人に特化した専門書籍を
10%オフで購入できます!
公益・一般法人オンラインを運営する公益法人協会では、社団・財団法人のための出版物を多数発行しております。無料登録いただいた方は、通常価格から10%割引でご購入いただけます。