公益・一般法人オンライン

　全国公益法人協会は、会員法人等を対象として実施した「組織内研修の実態とニーズ」に関するアンケート調査の結果を公表した。本調査は2025年4月から5月にかけてWebフォーム形式で実施され、98法人から有効回答を得た。調査結果によると、回答法人の約7 割が年1回以上の研修を実施している一方、小規模法人を中心に約3割は未実施であった。関心の高い研修テーマとして「法令改正対応」や「業務改善・DX推進」が挙げられており、変化する事業環境への対応が喫緊の課題であることが示唆される。また、研修実施における運営上の課題としては「日程調整」や「適切なテーマ選定」が、外部サービスを選定する際には「わかりやすく実践的な内容」と「料金の手頃さ」を重視する傾向がそれぞれ顕著であった。以下に、アンケート結果の資料の一部を添付する（編集部