第1回 関連当事者取引開示ケーススタディ
~実力か、縁故か? 関連当事者への助成と開示の勘所~

 大内隆美
(おおうち・たかみ (一社)構想日本 プロジェクトリーダー(公益法人担当))  今回の事例  先端技術の研究助成を行う公益財団法人A(以下「A財団」)は、助成(1件200万円)の採択候補として、若手研究者B氏を内定した。外部有識者のみで構成する選考委員会は、B氏の研究の独創性と将来性を高く評価し、議論の末、満場一致で推薦を決めた。
 事務局は、手続の公正さに自信を持っていた。募集は公募で行い、審査基準は事前に公表し、採点表と講評も保存している。役員は選考委員から除外し、選考過程への関与も明確に禁じてきた。
 ところが、理事会付議の直前、事務局が形式確認として「役員・評議員との関係」を照合したところ、B氏が常務理事C氏の次男であることが判明。C氏は応募について関知しておらず、選考資料にも接触していない。事務局としては、実力で選ばれたことに疑いはないが、理事の子に200万円を交付することは、外部から「身内への利益供与」と受け取られないだろうか。研究者本人に余計な不安を与えたくないA財団としては、助成の公益性を守るだけでなく、

この記事はシェアコモン200利用法人限定です。

※ライトプランの方は一部記事のみお読みいただけます。

利用法人の方は、下記からログインしてください。
シェアコモン200のサービスについて、詳しく知りたい・登録したい方はお問合せください。

ログイン

無料登録いただくと、公益・一般法人に関する無料登録の方限定記事や
各月の作業内容をつかめる実務カレンダーがお読みいただけます。

  1. 公益法人・一般法人に特化した専門書籍を10%オフで購入できます!
  2. 最新の法改正に関するセミナーなどの情報を受け取れます!
  3. よくある相談と専門家の回答をメールにてお届けします!
無料登録はこちら

月刊公益オンラインとは

財団法人・社団法人に特化した支援プログラム"シェアコモン200"の利用法人様向け実務専門誌『月刊公益』の記事を中心に、公益・一般法人に関するニュースや専門家による解説などをお届けする情報配信プラットフォームです。

詳しくはこちら
専門誌

無料登録のご案内

「月刊公益オンライン」に無料登録すると、登録の方限定の記事をご覧いただけるなど、実務に役立つさまざまな特典をご用意しております。

特典1

限定記事や
実務カレンダーが読めます!

「月刊公益オンライン」の無料登録の方限定記事や各月の事務局の作業内容がつかめる「実務カレンダー」をご覧いただけます。

特典2

最新の法改正に関する
セミナーなどの情報を受け取れます!

公益認定法改正など、最新の法改正とその対応に関するセミナーをはじめ、公益・一般法人の運営に必要な知識を深めることができる講習会の情報をお受け取りいただけます。

特典3

よくあるご相談内容をピックアップして
メールにてお届けいたします!

よくあるご相談内容に弁護士や税理士などの専門家が回答するQ&A集を、メールにてお受け取りいただけます。日々の業務のお困りごとや疑問解決にお役立てください。

特典4

公益法人・一般法人に特化した専門書籍を
10%オフで購入できます!

月刊公益オンラインを運営する公益法人協会では、社団・財団法人のための出版物を多数発行しております。無料登録いただいた方は、通常価格から10%割引でご購入いただけます。