非営利法人簿記の展開方向
2019年01月07日

佐藤倫正
(さとう・みちまさ 愛知学院大学教授)
名古屋大学名誉教授。博士(商学・一橋大学)。非営利法人研究学会常任理事。元アジア会計学会会長。著書に『資金会計論』白桃書房、1993年。訳書に『アンソニー財務会計論』白桃書房、1989年。編著に『ズバッ!とわかる会計学』同文舘出版、2014年など。 ごく最近、伏見章著『非営利法人の複式簿記』(中央経済社)に偶然たどり着いた。著者は公認会計士で、初版は1959年に出版されている。ページをめくっているうちに、この「伏見簿記」こそが、日本の非営利会計が混迷を深めている原因ではないかと考えるようになった。それは、日本では非営利会計から収支計算書が除かれようとする傾向があるのに対して、近年の国際会計の動向は、逆に、収支計算書を組み込もうとしているからである。(さとう・みちまさ 愛知学院大学教授)
「伏見簿記」は、合理性の観点から、非営利法
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