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関西福祉科学大学社会福祉学部教授。非営利法人研究学会常任理事。大阪府地域福祉推進審議会委員。大阪府社会福祉法人設立認可及び施設整備審査分科会会長。専門は社会保障。介護・医療保険制度の負担と給付、介護・医療のモラルハザードを主な研究テーマとしており、最近の論文としては「介護保険の新しい財源を開拓する―消費税の一部目的税化による財源調達―」など。　地域には、社会的孤立の問題、子どもの貧困、虐待、育児と介護のダブルケア、認知症高齢者やその家族への支援など課題が山積している。地域住民が関係機関と連携を図り、このような生活課題を「我が事」として主体的に解決するために、厚生労働省は「地域共生社会」の実現に向けて、高齢者・障がい者・子どもと縦割りとなっていた福祉サービスや制度外ニーズにも「丸ごと」対応する包括的な