言葉による景気分析
2018年06月07日

山澤成康
(やまさわ・なりやす 総務省統計委員会担当室室長)
(やまさわ・なりやす 総務省統計委員会担当室室長)
景気動向を言葉で分析する「テキスト分析」が広がりを見せている。景気と言葉はもともと繋がりが深い。
「歴史」が長いのは「月例経済報告」だ。それは経済閣僚が月に一度集まって開催される会議に提出される資料で、同報告の表紙には景気の現状を表す一文が書いてある。2017年10月の表紙の一文は、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。」である。この文章は2017年6月以降5か月連続で同じである。2017年5月は同じ文章に「一部に改善の遅れもみられるが」という但し書きがついていたが、今は留保条件なしの景気回復である。バブル期の頃は「回復」の次の段階として「拡大」という言葉が使われたことがあるが、人口減少時代の現在では「回復」がおそらく最高の状態を表している。今が頂点なので、今後表現が変わるときは
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