平成29年版「公益法人白書」の分析―公益目的事業費4 兆5 千億円の重み―
2019年03月14日
上松公雄
(うえまつ・きみお 税理士・全国公益法人協会首席研究員)
(うえまつ・きみお 税理士・全国公益法人協会首席研究員)
- CATEGORY
- 時事解説・統計分析・公益法人白書
- 対 象
- 公益法人・一般法人
目 次
- まえがき
- Ⅰ 公益法人数は増加
- Ⅱ 職員数は増加傾向で社団より財団の方が多い
- Ⅲ 活動原資
- 1 正味財産額は安定的
- 2 収入の種類と規模
- まとめ
まえがき
平成30年9 月、「平成29年公益法人の概況及び公益認定等委員会の活動報告」(通称「公益法人白書」、以下、「本資料」という。)が内閣府から公表された。本資料は、公益認定法第48条及び第57条の規定に基づき、公益認定等委員会の事務処理状況、公益法人の活動の状況、公益法人に対して行政庁がとった措置その他の事項についての報告、調査を行った結果を取りまとめたものであり、毎年公表されるものである。
本資料の構成は、大きく2 部構成となっており、第1 部が公益法人の概況、第2 部が公益認定等委員会の活動報告となっている。第2 部においては、公益認定等委員会による公益法人に対する審査や監督の状況などが掲げられており、大変に興味深いが、
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