導入から15年、指定管理者制度は何をもたらしたのか? 博物館学の専門家・金山喜昭教授が検証する
2019年02月22日
取材・文●藤之江廣紀 写真●安原まひろ
開始から今年でちょうど15年の指定管理者制度。今、この制度の評価をどう考えれば良いのか? また、今後、運営団体はどのように博物館を運営していけば良いのか? シンポジウムを主催した
厳しい博物館経営をどうするか
昨年10月13日、法政大学市ヶ谷キャンパス(東京)にてシンポジウム「指定管理者制度による公立博物館の運営――財団法人指定管理館の現状と課題」が開催された。このシンポジウムでは、2003年に施行された指定管理者制度が、公立博物館にどのような影響を及ぼしたのかについて運営団体にヒアリング調査した報告があった。また、続いて実際に現場で働く職員の報告もあり、そこからは運営の難しさが伝わってきた。開始から今年でちょうど15年の指定管理者制度。今、この制度の評価をどう考えれば良いのか? また、今後、運営団体はどのように博物館を運営していけば良いのか? シンポジウムを主催した
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