特定資産とした有価証券の運用益及び評価差額の会計処理
2021年12月13日

亀岡保夫
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】当公益財団法人では公益目的事業として若手の研究者育成のための奨学金事業を実施しています。この度、多額の投資信託による寄付をいただきました。寄付者からは、当該寄付は当法人の奨学金事業のために使ってほしいとの要請がありました。また、運用益については、法人で自由に使用してよいとのことでした。法人として、運用益は再投資することにしました。寄付を受けた投資信託及び再投資(運用益)は特定資産として保有するつもりです。年度末時の評価差額の取扱いも含めて会計処理を教えてください。
【回答】
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】当公益財団法人では公益目的事業として若手の研究者育成のための奨学金事業を実施しています。この度、多額の投資信託による寄付をいただきました。寄付者からは、当該寄付は当法人の奨学金事業のために使ってほしいとの要請がありました。また、運用益については、法人で自由に使用してよいとのことでした。法人として、運用益は再投資することにしました。寄付を受けた投資信託及び再投資(運用益)は特定資産として保有するつもりです。年度末時の評価差額の取扱いも含めて会計処理を教えてください。
【回答】
1 使途の指定された受贈有価証券の貸借対照表上の記載区分の考え方
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