内部統制ってなんですか?―正確に理解することが誰でも難しいという事実―
2022年04月21日
東葭 新
(とうよし・あらた 公認会計士・税理士)
(とうよし・あらた 公認会計士・税理士)
質問
某銀行を早期退職して、一般法人 A(3月決算) の事務局長にこの4月に就任いたしました。同時に法人Aは、任意ながら監査法人の会計監査を受けることになり、先週から数名の公認会計士がきて、監査契約受嘱のための予備調査を行っています。この予備調査というのは、ひらたく言えば、当法人が監査の実施に耐えられる条件を備えているかどうかを確認するためのものだそうです。この調査の結果が、監査の工数・報酬額に反映されるだけでなく、監査契約の成約 可否を左右するそうです。私のミッションは、監査契約を無事に締結するのみならず、できる限り監査工数を削減してもらえるように対応して、監査報酬額を予算内に収めることです。監査法人からは、監査工数は、当法人の内部統制の整備・運用の良否に大き
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