公益目的事業会計の財源不足と別表Hの作成方法

質問

 当法人は公益目的事業のみを実施する公益法人です。ここ数年のコロナ禍で公益目的事業の収入が激減し、公益目的事業の財源が不足しています。
 2期連続で公益目的事業財産以外の財産を取崩して何とか事業を継続している状況で、別表Hの公益目的増減差額は当期末でマイナスになってしまいました。収益状況が改善しないとあと数年で公益目的取得財産残額自体がマイナスになってしまうかもしれず、算定結果が妥当なのか疑問が生じています。
 同じような運営環境にある公益法人でも公益目的増減差額がマイナスになっているのでしょうか。
 また、定期提出書類における別表Hの作成方法で何か誤っている点があればご教示ください。

回答

 令和3年6月に「定期提出書類の手引き公益法人編」が改訂され、別表
                           

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