貸付事業の補助金の受取から事業運営(貸付・回収)までの会計処理
2019年04月10日
亀岡保夫
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】私は、公益財団法人の会計担当です。当法人では、補助金をいただいて貸付事業を行っています。(資金)収支計算書上に当該貸付事業の貸付金支出と貸付金回収収入を事業活動収支の部に計上したいと思っています。一方、補助金を収受したとき、一度、特定資産の普通預金とし、貸し付けたとき、特定資産の貸付金に振り替えたいと思います。そして、回収したときに再び、特定資産の普通預金に振り替えたいと思っています。しかし、具体的な会計仕訳がよく分かりません。どうぞ、ご教授ください。【回答】
(かめおか・やすお 公認会計士) 【質問】私は、公益財団法人の会計担当です。当法人では、補助金をいただいて貸付事業を行っています。(資金)収支計算書上に当該貸付事業の貸付金支出と貸付金回収収入を事業活動収支の部に計上したいと思っています。一方、補助金を収受したとき、一度、特定資産の普通預金とし、貸し付けたとき、特定資産の貸付金に振り替えたいと思います。そして、回収したときに再び、特定資産の普通預金に振り替えたいと思っています。しかし、具体的な会計仕訳がよく分かりません。どうぞ、ご教授ください。【回答】
1 補助金を貸付事業に使用した場合の考え方
貸付事業を銀行からの借入金や自己資金を財源として実施する場合、つまり、使途の指定のない一般正味財産を財源にして、かつ、特定資産この記事はシェアコモン200利用法人限定です。
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