【公益NEWS拡大鏡】将棋連盟理事解任劇は如何にして起こったか

三木秀夫
(弁護士)

朝日新聞  平成29年2 月28日朝刊(東京)
『将棋連盟3 理事解任 ソフト不正騒動 留任問題視され』

 昨年10月12日、将棋の三浦弘行九段が公式戦対局中にスマートフォンなどで将棋ソフトを用いて不正をしたと疑われ、公益社団法人日本将棋連盟(以下、「連盟」という。)から公式戦出場停止処分を受けた。しかし、その後の調査で不正の証拠はないとされ、連盟の谷川浩司会長と島朗(しまあきら)常務理事が引責辞任し、会員からの招集請求を受けて開催された平成29年2 月27日の臨時総会においては、さらに専務理事と2 名の常務理事の計3 名が解任されるという異例の事態が生じた。
 この一連の事態はどのような状況下で進んだのか、その流れの中で法人のガバナンスとして何が問題だったのだろ

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