第4回 どれくらい歩けばよいですか

和田高士
(わだ・たかし (一社)日本生活習慣病予防協会副理事長・東京慈恵会医科大学客員教授) 

座りっぱなし

 現代人の生活は、座りっぱなし。座りっぱなしが糖尿病から死亡に至るまでのあらゆる問題とつながりがあることは、数多くの研究で示されています。では、なぜ座りすぎは罹患リスクや死亡リスクを上げるのでしょうか?座っている状態は脚の筋肉がほとんど動きません。座って脚の筋肉がほとんど動かない間は第二の心臓といわれるふくらはぎの活動が停止状態となります。酸素や栄養を送る血流がふくらはぎで滞ってしまいます。その状態が長引くほど、いわゆるドロドロ血といわれる状態になって、血液の塊である血栓ができやすくなります。
 血栓は、がんを含むあらゆる病気に多く見られます。ふくらはぎだけではなく

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