A Iを使った業務効率化は属人化し過ぎに注意 ―自分だけ分かる、は危ない―
2025年07月31日

齊藤 睦
(さいとう・あつし 全国公益法人協会IT 研究員)
たとえば、見積書のフォーマットをA Iに提案してもらったり、ExcelマクロをA Iに生成してもらってルーティン作業を自動化したりと、業務の大小にかかわらず多くの場面でA Iの力を借りることが可能になりました。また、メールの返信文や、会議議事録の要約といった「考
(さいとう・あつし 全国公益法人協会IT 研究員)
Q
最近A Iを使ってExcelで関数の使い方を調べたり、マクロを書いて一括で処理を行えるようになってきて、大変便利になったと喜んでおります。このまま少しずつ業務の効率化を進めていきたいと考えていますが、何か注意すべきことがあれば教えてください。A
1 A I利用で個人でも業務を効率化
A I、特に生成A Iは、誰でも手軽に業務を効率化できる手段として急速に広まりつつあります。これまでは「業務改善」や「業務自動化」というと、IT部門や専門の外部コンサルが主導して進める印象がありましたが、現在では個人が自らA Iを使って業務フローを改善し、時間短縮や品質向上を実現することができるようになってきています。たとえば、見積書のフォーマットをA Iに提案してもらったり、ExcelマクロをA Iに生成してもらってルーティン作業を自動化したりと、業務の大小にかかわらず多くの場面でA Iの力を借りることが可能になりました。また、メールの返信文や、会議議事録の要約といった「考
月刊公益オンラインとは
財団法人・社団法人に特化した支援プログラム"シェアコモン200"の利用法人様向け実務専門誌『月刊公益』の記事を中心に、公益・一般法人に関するニュースや専門家による解説などをお届けする情報配信プラットフォームです。
詳しくはこちら
無料登録のご案内
「月刊公益オンライン」に無料登録すると、登録の方限定の記事をご覧いただけるなど、実務に役立つさまざまな特典をご用意しております。

限定記事や
実務カレンダーが読めます!
「月刊公益オンライン」の無料登録の方限定記事や各月の事務局の作業内容がつかめる「実務カレンダー」をご覧いただけます。

最新の法改正に関する
セミナーなどの情報を受け取れます!
公益認定法改正など、最新の法改正とその対応に関するセミナーをはじめ、公益・一般法人の運営に必要な知識を深めることができる講習会の情報をお受け取りいただけます。

よくあるご相談内容をピックアップして
メールにてお届けいたします!
よくあるご相談内容に弁護士や税理士などの専門家が回答するQ&A集を、メールにてお受け取りいただけます。日々の業務のお困りごとや疑問解決にお役立てください。

公益法人・一般法人に特化した専門書籍を
10%オフで購入できます!
月刊公益オンラインを運営する公益法人協会では、社団・財団法人のための出版物を多数発行しております。無料登録いただいた方は、通常価格から10%割引でご購入いただけます。