【解説】「やっちゃった」で済まされない!! 日常に潜む危ないハラスメント事例集

石井妙子
(いしい・たえこ 弁護士)
「ちょっと一言冗談のつもり」でいつの間にかハラスメント。気が付けば裁判なんてことも。「やるわきゃないヨ」と思っている人にこそ読んでもらいたい。

いま、日本はハラスメントだらけ

 セクシュアルハラスメント(以下、「セクハラ」という。)が、職場の雇用管理の問題として採り上げられるようになって久しいが、相変わらず被害申出や相談は減らない状況であり、加害者の懲戒処分や被害者からの損害賠償などの紛争になるケースも多い。行政に寄せられた相談等を見ても、平成27年度に厚労省の雇用均等室(現「雇用環境・均等部(室)」)へ寄せられたセクハラ関連の相談は9,580件(全体の41%)であり、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(以下、「均等

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