【解説】情報漏えい保険が果たす役割と必要なコスト
2019年08月07日
小菅光浩
(こすげ・みつひろ 東京海上日動火災保険株式会社)
(こすげ・みつひろ 東京海上日動火災保険株式会社)
- CATEGORY
- 法人運営、情報漏えい、保険
- 対 象
- 公益法人・一般法人
目 次
- はじめに
- Ⅰ 情報漏えいリスクの高まり
- Ⅱ 個人情報漏えい保険の内容
- 1 どのような場合の損害に対して補償するのか
- 2 対象となる個人情報・法人情報とは
- 3 支払われる保険金の範囲
- 4 支払いの対象とならない主な場合
- 5 オプションによる補償の拡充
- おわりに ―個人情報漏えい保険の役割とは―
はじめに
2005年4 月に個人情報保護法が施行されて以来、法人は様々な個人情報の漏えい防止対策を講じてきましたが、今日においても個人情報漏えい事件の発生が後を絶ちません。特に近年では、大規模な情報漏えい事件も発生しており、法人の被害者に対する補償金が数百億円にのぼるケースも出てきています。また、法人のコンプライアンス意識は高まりつつありますが、依然として職員による不正持出し事件が多発しています。さらに、インターネット環境が目まぐるしく進歩する一方で、外部からのコンピューターウイルス、不正アクセス等による攻撃手段もまこの記事はシェアコモン200利用法人限定です。
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