【解説】情報漏えい保険が果たす役割と必要なコスト

小菅光浩
(こすげ・みつひろ 東京海上日動火災保険株式会社)
  • CATEGORY
    • 法人運営、情報漏えい、保険
  •  対 象 
    • 公益法人・一般法人
目  次
目まぐるしく進化するインターネット環境において、セキュリティ対策をどれだけ講じようとも不正アクセス等を排除するのは難しい――。

はじめに

 2005年4 月に個人情報保護法が施行されて以来、法人は様々な個人情報の漏えい防止対策を講じてきましたが、今日においても個人情報漏えい事件の発生が後を絶ちません。特に近年では、大規模な情報漏えい事件も発生しており、法人の被害者に対する補償金が数百億円にのぼるケースも出てきています。また、法人のコンプライアンス意識は高まりつつありますが、依然として職員による不正持出し事件が多発しています。さらに、インターネット環境が目まぐるしく進歩する一方で、外部からのコンピューターウイルス、不正アクセス等による攻撃手段もま

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