【解説】支部会計に関する実務上の留意点
2018年07月30日
衣目成雄
(ころめ・なるお 公認会計士・税理士)
(ころめ・なるお 公認会計士・税理士)
- CATEGORY
- 会計・支部会計・財産管理
- 対 象
- 公益法人・一般法人
目 次
- はじめに
- 支部とはどのようなものか
- どのような場合に支部とすべきか
- 支部会計の手法
- 支部会計の実務上の留意点(支部で会計処理を行う場合)
- 支部側における実務上の留意点
- 本部側における実務上の留意点
- 支部会計の実務上の留意点(本部でまとめて会計処理を行う場合)
- 支部側における実務上の留意点
- 本部側における実務上の留意点
- 支部会計の実務上の留意点(小口のみ支部で入力、大半は本部で入力を行う場合)
- 支部側における実務上の留意点
- 本部側における実務上の留意点
- 支部のある法人の正味財産増減計算書の記載例
- 監事監査における支部会計に関する留意点
- おわりに
はじめに
公益社団法人・公益財団法人、一般社団法人・一般財団法人(以下、纏めて「公益法人」という。)の新人経理担当者にとって、支部組織が法人の組織の一部であるか否かについての判断基準は複雑で難しく、またこれから支部を設立しようとしている法人の経理担当者にとっても、これまでの経理処理とどのように違ってくるのか(本部会計と支部会計の合計の方法等)、分からない方も多いと思われる。そこで本稿では、支部会計の取扱いについて、支部との日常の取引の仕訳や支部がある法人の正味財産増減計算書の記載例等を示しながら解説することとする。本稿が経理担当者の実務のお役に立てば幸いである。支部とはどのようなものか
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