『寄付白書』から読み解く寄付の変遷と非営利法人における財源調達のあり方
2018年06月12日
上松公雄
(うえまつ・きみお 税理士・全国公益法人協会首席研究員)
(うえまつ・きみお 税理士・全国公益法人協会首席研究員)
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目 次
まえがき
本稿においては、『寄付白書』(日本ファンドレイジング協会発行。以下、「白書」という。)2010、2011、2012、2013、2015、2017の各年版に基づき、わが国における寄付の変遷について整理を行い、公益・一般法人をはじめとする非営利法人における財源調達のあり方について検討することを目的とする。白書においては、法人からの寄付についても採り上げられているが、本稿においては、個人からの寄付に対象を絞るものとする。
また、表記について、白書においては「寄付」「寄付金」が使われているので、これによるものとする。さらに、以下に掲げる一覧表において、特定年分の計数、数値、項目が表示されない場合があるが、これは、その年分について
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