一億総活躍社会/70歳定年制はもう目前?! 高年齢者雇用における人事労務実務〜高年齢者を戦力化するための人事評価制度の構築と運用

佐竹雅弘
(さたけ・まさひろ 社会保険労務士)

高年齢者を雇用する場合、どのような人事評価制度を用いたらよいのだろうか。短時間勤務やフルタイム、有期雇用など勤務形態はそれぞれ異なる。高年齢者でない者と一律に評価することは難しく、悩ましいところである―。

Ⅰ 高年齢者雇用の背景

1  多様化する高齢者雇用

 高年齢者雇用と一言で言っても形式は多種多様である。 雇用形態をとっても、これまでと同じ法人での継続雇用、関連法人や特殊関係事業主等へ転籍就業、定年前後の者の新規採用などがある。勤務形態では、正規職員と同じ勤務をするフルタイム勤務や交代勤務をする者、あるいは短時間勤務や短日勤務などもある。また期間を定めて契約する場合や特定業務遂行のためその業務が終了するまでの期間の契約をするなどの有期雇用契約もある。

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