公立病院改革における組織再編と会計
2020年10月15日
森美智代
(もり・みちよ 熊本県立大学名誉教授)
(もり・みちよ 熊本県立大学名誉教授)
九州大学大学院経済学研究科博士課程後期単位取得。博士(経済学)(九州大学)。熊本県立大学名誉教授。(公社)非営利法人研究学会常任理事・九州部会長、熊本市立熊本市民病院あり方運営委員会副会長、熊本県立こころの医療センター運営評価委員会委員、荒尾市民病院あり方検討委員会委員等。 1980年代欧州ではニューパブリックマネジメント(NPM)が、公的組織の民営化をもたらした。1999年から2010年にわたってドイツの新聞(Handelsblatt)に掲載された「公的医療機関の民営化」の記事は、時代の変化を感じさせるものであった。民営化について、「組織再編と会計」の観点からみていきたい。
わが国でも行政改革による中央省庁の再編により、2004年に国立病院が「独立行政法人」となって企業会計制度を
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