監査にはどんなルールがあるのだろうか?
2020年11月20日
齋藤 健
(さいとう・つよし 公認会計士)
(さいとう・つよし 公認会計士)
1 はじめに
監事は、理事会に出席するほか、稟議書の閲覧、事務局へのヒアリング等を実施し、期末には会計監査として、決算書の内容を監査します。そのうえで、最終的に、監査報告書を提出します。また、公認会計士や監査法人の会計監査を受けている場合、公認会計士は、期中や期末に法人事務所を訪れ、会計帳簿の閲覧、理事会議事録の閲覧、契約書、請求書などの閲覧、経理体制や出納手続の仕組みなど、様々なヒアリングを行っています。時には、支部などに出張し、支部の状況なども確認しています。そのうえで、最終的に監査報告書を提出します。監事の監査は、どこまでやれば十分であり、監査報告として、事業報告等の適正性や理事の職務遂行に不正や法令・定款違反の重要事実がないなどの意見を表明す
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