【レポート】休眠預金活用法案緊急院内集会―民間公益活動にとって新たな資金源となるか?―
2019年02月01日
斉藤永幸
(さいとう・ながゆき 非営利組織ジャーナリスト)
(さいとう・ながゆき 非営利組織ジャーナリスト)
2016年11月22日、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律案」(以下、「休眠預金活用法案」という。)が衆議院本会議を通過した(編註:昨年12月2日に参議院本会議で賛成多数で可決、成立した。)。それに先立つ同月18日、超党派による「休眠預金活用法案緊急院内集会」が開催された。
この休眠預金活用法案は、預金者等が名乗りを上げないまま10年間放置された預金などを①子ども及び若者の支援、②日常生活等を営む上で困難を有する者の支援、③地域活性化等の支援といった3つの分野の民間公益活動の促進に活用しようというものだ。
この休眠預金の活用に関する立案については、5年以上にわたり議論が紆余曲折したが、これにより国民の民間公益活動に新たな財源が加わることにな
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