【宵越しの税 はもたねえ。】シーン17 義捐で育ったボーイ・ソプラノ
2018年05月18日
上松公雄
(税理士・ニューカルチャー研究室)
(税理士・ニューカルチャー研究室)
今さらではございますが…
この連載の狙いを粗くまとめますと、映画を代表とする映像作品や小説、コミックなどに登場する税金に関連する制度、仕組み、あるいは、非営利法人に関係する事項を入り口として、その登場した制度や仕組み、関連事項についての理解を深めること、興味、関心を呼び起こすことにあります(なお、この一文は、今後も枕に困ったときに登場する予定です。)。つまり、主要部は租税の制度や仕組み、非営利法人の関連事項でありますが、正直なところ、紹介したい、採り上げたい作品が先にあって、紹介したいがために作品の中にネタがないか探すといった場合も少なくありません。今回の作品、『ボーイソ・プラノ ただひとつの歌声(原題:Boychoir)』(2014年、監督:フランソワ・ジラール)も、そ
この記事は有料会員限定です。