【景気のゆくえ】イベントの多い2019年度
2019年03月25日
山澤成康
(やまさわ・なりやす 跡見学園女子大学教授)
(やまさわ・なりやす 跡見学園女子大学教授)
エコノミストのコンセンサスでは景気拡大は2020年まで続きそうだ。日本経済研究センターのESPフォーキャスト2月調査によると、今後1年以内に景気拡大が終わる確率は、エコノミスト平均で42.2%と半分に満たない。
欧州や中国の景気が下り坂であることに加え、消費税率の引上げが予定されているが、各種のイベント効果や消費税率上昇に対する景気対策で景気拡大が延命される見通しだ。
2019年度はイベントが多い年である。イベントは需要を創出する効果がある。2019年5月には天皇即位、改元がある。改元で印刷会社、スタンプやカレンダー関連産業の需要が増加する。紙の需要も増えるだろう。コンピュータープログラム変更の需要もある。生前退位なので祝賀ムードも強い。
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