会計実務デジタル化の好機

黒木 淳
(くろき・まこと 横浜国立大学教授)
 
横浜市立大学大学院データサイエンス研究科准教授。博士(経営学)。大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了(2014年)後、大阪市立大学特任講師、横浜市立大学国際総合科学部専任講師を経て現職。会計検査院特別研究官(2019年4月〜現在)。著者に『非営利組織会計の実証分析』中央経済社(非営利法人研究学会賞受賞:2019年度)、『公会計テキスト』中央経済社。 新型コロナウイルスの対応で非営利法人においてもデジタル化が進む。デジタル化は多義であるが、アナログな行為やデータをデジタルデータに変換することだけではなく、プロセス効率化やミスや不正の防止、サービスの質の向上やビジネスの再編成なども含む。たとえば、本年度広まったテレワークを行うためには、法人内のデジタルデータをいつどこでも共有する仕組
                           

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