公益・一般法人課税の入門
2022年07月22日
清水謙一
(しみず・けんいち 税理士・中小企業診断士)
【表1
(しみず・けんいち 税理士・中小企業診断士)
はじめに
一般企業での会計、税務の経験はあるものの、公益法人の税務との違いに戸惑うという新任役職員の方々も多いようである。本稿では主にそのような方々向けに、企業とは違う税の考え方、公益社団・財団法人と一般社団・財団法人の違いなど基本的な部分について解説する。Ⅰ 公益法人・一般法人・普通法人等の課税体系の概要
1 各法人別の課税区分
わが国の法人税法においては納税義務者を公共法人、公益法人等、協同組合等、人格のない社団等、普通法人に5区分し課税方式を定めている。法人ごとの課税方式を整理すると次頁の表1のようになる。【表1
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