公益・一般法人オンライン

厚生労働省が本年 7 月、「副業・兼業ガイドライン」を改訂したそうですが、何が変わったのでしょうか。　副業・兼業は厚生労働省が平成30年に改定したモデル就業規則において「労働者は勤務時間外において他の会社の業務に従事することができる」としたように、原則自由です。それを促進するために平成30年に「副業・兼業を促進するためのガイドライン」が策定され、以後労働時間の管理の問題を中心に改訂されてきました。
　本年(令和 4 年) 6 月に「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画~人・技術・スタートアップへの投資の実現~」が閣議決定され、その中の「(2)スキルアップを通じた労働移動の円滑化 4副業・兼業の拡大」で「労働者の職業選択の幅を広げ、多様なキャリア形成を支援する観点から、企業に副業・兼業を