第2回 男女で差がある、麺類からの塩分摂取量
2024年06月14日
和田高士
(わだ・たかし 東京慈恵会医科大学大学客員教授・日本医療・健康情報研究所所長)
日頃の当該麺料理の摂取「頻度」は、いずれの麺料理においても男女間で有意な差はなく、ラーメンがもっとも多く、もっとも少ないのはそうめんでした。
「汁の飲量」については、汁
(わだ・たかし 東京慈恵会医科大学大学客員教授・日本医療・健康情報研究所所長)
つけ麺と汁麺で違いがある?
塩分摂取は高血圧の主原因です。前回( 4月15日号)では「食塩摂取源となっている食品のランキング」として、 1 位カップめん、2 位インスタントラーメンという結果を紹介しました。麺類での塩分摂取源は、おおむね4 割が麺、 6 割が汁からとされています。この塩分摂取に男女差があることが、愛知県にある大学の調査研究(『東海公衆衛生雑誌』2018:6:70-75)で明らかになりました。日頃の当該麺料理の摂取「頻度」は、いずれの麺料理においても男女間で有意な差はなく、ラーメンがもっとも多く、もっとも少ないのはそうめんでした。
「汁の飲量」については、汁
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