【活動紹介】科学の発展と人類の精神的深化に貢献する稲盛財団
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公益財団法人 稲盛財団
はじめに―稲盛財団の設立―
稲盛和夫(現 京セラ名誉会長)は若い頃から技術者、経営者として真摯に仕事に取り組み、京セラの発展とともに、相当の個人的資産を得ることができました。しかし稲盛には、「個人の資産は社会からの一時的な預かり物で、いつかは社会にお返しすべきもの」という思いがあり、自らがファインセラミックスの研究開発で様々な賞を受ける中で、「自分がいただくのではなく、差し上げる側にならなければ」と強く感じるようになりました。その後さらに思いを深めた稲盛は、自らの人生観を具現化し、これまで自分を育んでくれた社会にお返しをするため、1984年4月、52歳の時に、私財約200億円を投じて稲盛財団を設立しました。
「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として
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