【金子教授の身に憑く怪計講座】第8夜 お上の会計事情
2018年11月19日
金子良太
(かねこ・りょうた 國學院大學経済学部教授)
(かねこ・りょうた 國學院大學経済学部教授)
公益法人も気になる国や自治体の会計事情
国や自治体は、公益法人にとって補助金等の交付を受けたり、各種の監督を受ける点で非常に密接な関係を有する。会計事務所で国・自治体を担当する会計士は、併せて公益法人を担当するケースも多い。また、大学等の授業でも政府・非営利組織はひとつの科目としてまとめて教えられることも多い。これは、日本だけでなくアメリカでも同様である。私自身も、政府会計についてもウォッチしている。近接分野の改革は公益法人にも影響を与える可能性がある。そこで、今回は国や自治体の会計について見ていく。ここでは法律には立ち入らず、最近の動きを中心に述べたい。
国や自治体の会計は現金主義
国や自治体の財政的なひっ迫が叫ばれて久しい。もっとも、その会計はこの記事はシェアコモン200利用法人限定です。
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