公益法人の情報開示の進展への期待
2018年05月23日
尾上選哉
(おのえ・えりや 大原大学院大学教授)
大原大学院大学教授。(公社)非営利法人研究学会理事。米国へ留学後、2001年青山学院大学経営学研究科博士後期課程満期退学。福山大学、吉備国際大学を経て、2012年4月より現職。専門領域は会計学。著書に『非営利組織体の会計』『連結会計の基礎知識』『ニューベーシック連結会計』(共著、中央経済社)他、論文等多数。 公益法人は、一般法人とは異なり、「民による公益」を担う自律した存在として、特に事業運営において法令や定款に基づいた適切なガバナンスを図ることが期待されている。そのために、公益法人は自ら法人の事業運営の透明性(transparency)を確保し、その説明責任(accountability)を果たすことが必要であり、情報開示(ディスクロージャー)が鍵となる。(おのえ・えりや 大原大学院大学教授)
現在、公益認定法では⑴新事業年度
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