内閣府会計研究会、 新しい計算書のイメージを公表

 内閣府公益認定等委員会は昨年12月17日、委員会内に設置されている「公益法人の会計に関する研究会」(座長・高山昌茂氏)(以下、「会計研究会」)の第38回会計研究会の議事要旨並びに議事次第及び資料を公表した。
 今回検討した課題は平成30年度会計研究会報告書(詳細は昨年の本誌4月15日号参照)において、比較的早期に検討すべき又は検討を開始すべき課題として挙げられた「指定正味財産の明確化について」であった。
 昨年7月31日に日本公認会計士協会から、民間非営利組織共通の「モデル会計基準」が公表され(詳細は昨年の本誌9月1日号参照)、公益法人会計基準の改訂にあたってはモデル会計基準が参照されることなっている。そのため、今回の会計研究会では指定正味財産と関係すると考えられる①資産の部の表示、②純資産の部、
                           

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