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　6月10日、スポーツ庁は4月25日から5月13日までパブリック・コメントに付していた中央競技団体（対象競技における唯一の国内統括組織）向けの「スポーツ団体ガバナンスコード（案）」の応募結果を公表し、同日、確定版を公表した。
　本誌4月15日号でも報じたとおり、スポーツ庁は昨今のスポーツ団体で相次ぐ不祥事に対応すべく、ガバナンスコードの策定を検討してきた。
　ガバナンスコード案に寄せられた主な意見は全部で97件あり、その半数以上が、ガバナンスコードの原則2「適切な組織運営を確保するための役員等の体制を整備すべきである。」に対してであった。
　具体的には、理事は原則として10年を超えて在任することがないよう再任回数の上限を設けることや、外部理事25％以上、女性理事40％以上の目標割合を設定し具体