インパクト測定の具体化は今後検討へ
―有識者会議第11回―

 令和5年5月30日、内閣府に置かれた第11回「新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議」が開催された。議事は後藤大臣の挨拶で開始され、これまでの幅広い視点からの議論への感謝と改革の重要性を強調した。また、会議では改革への最終報告案が取りまとめられ、様々な意見が寄せられた。今回の改革により、主体的・能動的に社会的課題の解決に取り組む民間非営利活動の活性化につながることを期待するとしている。ただし、法人規模による格差が生まれることも示唆しており、小規模法人が切り捨てられることのないアプローチが必要だとした。また、インパクト測定について、まず民間で議論を進め、官が合流するのが望ましいとされた。最終報告案の整理は座長、座長代理に一任するとし、6月2日に最終報告が公表された。以下にパブリックコメントを受けた議
                           

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