「民都・大阪」フィランソロピー会議が開催

 令和 5 年 6 月30日に「民都・大阪」フィランソロピー会議がオンラインにて開催された。冒頭、法人格別の資産寄付税制優遇措置について、税理士・元国税局課長補佐の小林幸生氏による講演が行われた。出口議長からは法人格が乱立している日本の制度・構造的な問題点が指摘されるとともに、行政側の制度知識向上の重要性が強調された。
 審議事項ではフィランソロピー大会の主題及び運営委員の承認、オブザーバー参加について話し合われた。また、報告事項では新メンバーの紹介や大阪財団・社団連合会の活動報告が行われた。海外資産の寄付に関しては、日本の非営利制度や財団等の魅力不足によって、富裕層の海外資産が日本国内に寄付されていない可能性が指摘された(編集部:佐藤達彦)。


                           

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