【シリーズ 次世代の民間公益活動と資金調達】第1回 新たな資金源はどこにある
2020年01月07日
小林立明
(こばやし・たつあき (一社)日本公共政策研究機構主任研究員)
(こばやし・たつあき (一社)日本公共政策研究機構主任研究員)
低成長、財政難に喘ぐ現代ニッポン。この状況で非営利組織はこれからどう資金調達をしていくのか。世界の非営利法人を見てきた論者が提言する全4回のシリーズ。
非営利は「時代の曲がり角」に
サバイバルが始まる
主要先進諸国は、少子高齢化の進展、格差・貧困の拡大、地方の衰退、若者の失業、高齢者の介護・医療問題の深刻化など、様々な共通課題を抱えている。言うまでもなく、低成長と財政難に苦しむ各国政府だけでこのような課題に対応することは難しい。問題解決のためには、民間公益セクターを育成・強化し、さらに企業とも連携できる体制を整備することが求められる。そこで重要になるのは、民間公益セクターが、複雑化し、多岐にわたる問題解決に取り組んでいく上での基礎となる資金調
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