ミッション遂行責任会計への道
2019年09月10日
柴 健次
(しば・けんじ 関西大学会計専門職大学院教授)
関西大学会計専門職大学院教授。博士(商学)。企業会計、政府会計、会計教育を主に研究。日本ディスクロージャー研究学会名誉会長、日本会計教育学会元会長、JAGA(政府会計学会)会長など会計関連諸学会に所属。非営利組織に存在価値と存続能力の統合力を求める。 会計が生み出す情報には、事業遂行に有用な情報(M)、アカウンタビリティ遂行に必要な情報(A)、資金提供者の意思決定に有用な情報(I)があるとせよ。(しば・けんじ 関西大学会計専門職大学院教授)
会計はいずれの情報をも生産可能である。それは会計の技術的特質を表している。しかし、規制目的が加わると会計は特定化された情報を求められる。会計の社会的特質である。
ここで、M=A=I会計とM=A会計を理念型と想定してみよ。前者は営利企業会計であり、後者は政府会計に対応する。
営利企業の
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