新型コロナウイルスとフィランソロピー

小林立明
(こばやし・たつあき 多摩大学社会的投資研究所研究員)
 
ペンシルヴァニア大学非営利指導者育成修士課程修了。国際交流基金、日本財団、学習院大学准教授等を経て現職。多摩大学大学院MBAコース客員教授。専門はソーシャル・ファイナンス、社会的インパクト評価、NPO経営等。共著に『英国チャリティの変容』(弘文堂)、訳書に『フィランソロピーのニューフロンティア』(レスター・M・サラモン、ミネルヴァ書房)等。 新型コロナウイルスの感染拡大は、世界に深刻な影響をもたらした。先進諸国では非正規労働者の失業が深刻化し、開発途上国では保健衛生施設が劣悪な貧困コミュニティでの感染拡大が課題となっている。これに対し、欧米のフィランソロピー・セクターは矢継ぎ早に対応を打ち出して存在感を示している。
 米国では、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、最貧国向けワクチン提供事業

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