【解説】改正著作権法と設例別の変更点

木田翔一郎
(きだ・しょういちろう 弁護士)
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    • 法人運営・改正著作権法
  •  対 象 
    • 公益法人・一般法人
目  次
  • はじめに
  • 2  設例と改正法の概要3  その他の改正事項おわりに

    はじめに

     著作権法の一部を改正する法律(平成30年法律第30号)(以下「改正法」という。)は、平成30年5月18日に成立し、同月25日に公布され、一部(注1)を除き、平成31年1月1日から施行されることになった。本稿では、著作権法の基礎知識と、設例に基づき、改正法施行後の著作権法(以下、改正前の著作権法は「改正前著作権法」といい、改正後の著作権法は単に「著作権法」という。)の概要を解説する。

    1  著作権法の基礎知識

     著作権法は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権
                           

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