【非営利組織の経営講座】
第35回 ▼ 第 2 部 非営利組織のガバナンス(その13)

堀田和宏
(近畿大学名誉教授)

 第4章 ノンプロフィット・セクターのガバナンス

6 組織レベルのガバナンス

 非営利組織では、誰が「プリンシパル」を構成するのかについて曖昧である。そのため、非営利組織ガバナンスの範囲を確定することは困難であるといえる。
 少なくとも、非営利組織のガバナンスをガバニング・ボードの役割と同じに見るということは間違であるといえ、そしてそれでは狭すぎる。
 非営利組織では、まず組織内(創業者、評議員や理事、助言者、経営者、管理者、専門職、スタッフ、ボランティアなど)の多様なアクターがガバナンス機能を遂行するのに正負の影響を与えることを認識することが重要である。

⑴ 創業者・起業家ガバナンス
 営利企業の所有者(株主)とは異なり、
                           

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