第6回 理事会議事録
2024年03月31日
北詰 健太郎
（きたづめ・けんたろう 司法書士） 社員総会議事録・評議員会議事録に続き、今回は理事会議事録について解説を行う。理事会議事録は、社員総会議事録や評議員会議事録と比較すると作成する頻度が高いため、ポイントをしっかりと押さえておきたいところである。
（きたづめ・けんたろう 司法書士） 社員総会議事録・評議員会議事録に続き、今回は理事会議事録について解説を行う。理事会議事録は、社員総会議事録や評議員会議事録と比較すると作成する頻度が高いため、ポイントをしっかりと押さえておきたいところである。
1 理事会の開催頻度
理事会を設置する公益・一般法人は、理事会において業務執行に関する意思決定を行って法人の運営を行っていくことになる。業務執行をする理事は、原則として3 か月に 1 回 以上、自己の業務執行の状況を理事会に報告しなければならないとされており、事業年度ごとに 4 回は理事会を開催する必要がある （法人法91条 2 項、197条）。定款の定めにより業務執行をする理事の報告を事業年度ごとに 2 回とすることも可この記事は有料会員限定です。
