【セミナーダイジェスト】公益認定法改正の方向性
―有識者会議 中間報告の解説―

松前江里子
(まつまえ・えりこ 公認会計士・内閣府公益認定等委員会事務局元課長補佐)

1 はじめに

 第6回「新しい資本主義実現会議」(令和4年4月28日開催)において、有識者から公益法人に関する発言がありました。それを受け昨年10月、内閣府公益認定等委員会事務局で「新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議」を開催。昨年12月26日には中間報告が公表されました。

2 新しい時代の公益法人制度の在り方

⑴ 開催のきっかけ
 新しい資本主義実現会議でのメンバーの発言内容とは、「公益法人のガバナンスの重要性は十分理解しているが、会計基準や様式の変更など、過度な事務負担や残余財産への行政庁の関与は、企業財団をはじめとする民間による公益活動を阻害しかねない」というものです。特に、収支相償や遊休財産規
                           

この記事は有料会員限定です。

関連記事

Copy Protected by Tech Tips's CopyProtect Wordpress Blogs.