公益信託制度改革と公益・一般法人への影響

上仲孝明
(うえなか・たかあき 税理士)
  • CATEGORY
    • 法人運営
  •  対象法人格 
    • 公益法人・一般法人
  •  対象職位 
    • 管理職
目  次
 

Ⅰ はじめに

 公益信託制度は、公益財団法人と同様に民間の資金を活用して公益活動を行うための制度です。公益法人と社会的に同様の機能であることから、平成20(2008)年に先行して行われた公益法人制度改革の趣旨を踏まえつつ、公益法人制度と整合性のとれた制度とする観点で公益信託法制の見直しが行われます。
 平成18年に旧信託法が抜本的改正された際に、公益信託制度は当時検討中であった公益法人法制の動向を踏まえる必要があったため後に検討されることとなっていました。その後、「公益信託法の見直しに関する要綱案」が取りまとめられて法務大臣に答申され、令和 7 年に法改正が行われ、令和 8 年度を目途に新公益信託制度が施行される見通しとなっています

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