特定資産の管理、運用における会計処理
2024年02月14日
亀岡 保夫
(かめおか・やすお 公認会計士) 私は、公益財団法人の経理担当です。当法人はA公益事業の財源として特定資産を設定しています。特定資産の内容は定期預金ですが満期を迎えますので、今後は金銭信託で保有したいと思っています。特定資産の設定、特定資産の取崩し、その後の目的使用時、さらに、特定資産を設定し取り崩さないが運用資産の内容を変更する場合の会計処理を教えてください。貸借対照表と正味財産増減計算書からなる総勘定元帳関係の会計処理のみならず、支払資金の増減を示す収支計算書からなる資金収支元帳関係の会計処理についてもご教授ください。
(かめおか・やすお 公認会計士) 私は、公益財団法人の経理担当です。当法人はA公益事業の財源として特定資産を設定しています。特定資産の内容は定期預金ですが満期を迎えますので、今後は金銭信託で保有したいと思っています。特定資産の設定、特定資産の取崩し、その後の目的使用時、さらに、特定資産を設定し取り崩さないが運用資産の内容を変更する場合の会計処理を教えてください。貸借対照表と正味財産増減計算書からなる総勘定元帳関係の会計処理のみならず、支払資金の増減を示す収支計算書からなる資金収支元帳関係の会計処理についてもご教授ください。
1 特定資産とその管理について
特定資産とは、特定の目的のために使途、保有、運用するものです。使途や保有形態に制約があるこの記事は有料会員限定です。